「この見積もり高い?」と思ったら読む外壁塗装の話

「この見積もり高い?」と思ったら読む外壁塗装の話

⏳この記事を読むための時間:8分

外壁塗装の見積もりを取ったときに、

「思っていたより高い…」
「これって普通なの?」
「他社と金額が違いすぎるけど大丈夫?」

と感じたことはありませんか?

外壁塗装は、普段から何度も経験する工事ではありません。
そのため、見積もりを見ても金額が妥当なのか判断しにくい工事のひとつです。

ただ、外壁塗装の見積もりは金額だけで高い・安いを判断すると失敗しやすいです。

この記事では、外壁塗装の見積もりで見るべきポイントや、金額に差が出る理由についてわかりやすく解説します。


外壁塗装の見積もりは、なぜ業者によって違うのか

外壁塗装の見積もり金額は、業者によって大きく変わることがあります。

同じ家を見ても、80万円の業者もあれば、120万円の業者もある。
場合によっては、それ以上差が出ることもあります。

では、なぜここまで金額が変わるのでしょうか。

主な理由は次のようなものです。

・使用する塗料の種類
・塗装する面積の出し方
・下地処理の内容
・足場代の設定
・付帯部の塗装範囲
・職人の人数や工期
・会社の経費や利益
・保証やアフター対応の有無

つまり、見積もり金額だけを比べても、実際には工事内容がまったく同じとは限らないということです。

安く見えても、必要な作業が入っていない場合もあります。
反対に、高く見えても、下地処理や付帯部までしっかり含まれている場合もあります。


「高い見積もり=悪い」ではない

見積もりを見たとき、まず気になるのは総額だと思います。

しかし、外壁塗装では高い見積もりが必ずしも悪いとは限りません。

たとえば、外壁の傷みが進んでいる場合は、塗る前の補修や下地処理に手間がかかります。

ひび割れの補修、コーキングの打ち替え、サビ止め、浮きや剥がれの処理などを丁寧に行うと、その分費用は上がります。

でも、この下地処理を省いてしまうと、せっかく塗装しても数年で剥がれたり、膨れたりする原因になります。

外壁塗装は、ただ色を塗る工事ではありません。
長持ちさせるための下準備がとても大切な工事です。

そのため、見積もりが少し高くても、必要な工程がしっかり入っているなら、結果的に安心できる工事になることもあります。


逆に「安すぎる見積もり」には注意が必要

もちろん、安い見積もりがすべて悪いわけではありません。

企業努力で価格を抑えている業者もありますし、余計な中間マージンがないことで安くできる場合もあります。

ただし、相場より極端に安い見積もりには注意が必要です。

安すぎる見積もりの場合、次のようなケースが考えられます。

・塗装回数が少ない
・下地処理が簡単すぎる
・足場代が別途になっている
・付帯部が含まれていない
・塗料のグレードが低い
・保証やアフター対応がない
・契約後に追加費用が出る

外壁塗装は、材料費・足場代・人件費がかかる工事です。
必要な工程をきちんと行えば、ある程度の費用はかかります。

「安いから」という理由だけで決めてしまうと、後から追加費用が発生したり、仕上がりや耐久性に不満が残ることもあります。

大切なのは、安い理由がきちんと説明されているかです。


見積もりで必ず見てほしいポイント

外壁塗装の見積もりを見るときは、総額だけではなく中身を確認しましょう。

特に見てほしいのは、次のポイントです。


1. 塗装面積がきちんと書かれているか

見積書に「外壁塗装 一式」とだけ書かれている場合は注意が必要です。

外壁塗装では、塗装する面積によって材料の量や作業量が変わります。

そのため、見積書には

「外壁 〇〇㎡」
「屋根 〇〇㎡」

のように、面積が書かれている方が安心です。

面積が曖昧なままだと、金額が妥当かどうか判断しにくくなります。


2. 塗料名が具体的に書かれているか

「シリコン塗料」
「フッ素塗料」
「無機塗料」

とだけ書かれている見積もりもありますが、できればメーカー名や商品名まで書かれているか確認しましょう。

同じシリコン塗料でも、商品によって性能や価格は違います。

塗料名が具体的に書かれていれば、どんな塗料を使うのか確認しやすくなります。

逆に、塗料名が曖昧な場合は、後から違う材料を使われても判断しにくくなってしまいます。


3. 塗装回数が書かれているか

外壁塗装は基本的に、

下塗り
中塗り
上塗り

の3回塗りで仕上げることが多いです。

もちろん、外壁の状態や使用する材料によって工程が変わることもありますが、見積書に塗装回数が書かれているかは大切なポイントです。

「外壁塗装 一式」だけでは、何回塗るのかがわかりません。

見積もりを見るときは、下塗り・中塗り・上塗りが分かれて記載されているか確認しましょう。


4. 下地処理の内容が入っているか

外壁塗装でとても大切なのが、塗る前の下地処理です。

下地処理には、たとえば次のような作業があります。

・高圧洗浄
・ひび割れ補修
・コーキング補修
・ケレン作業
・サビ止め
・浮きや剥がれの処理

この作業が不十分だと、どれだけ良い塗料を使っても長持ちしにくくなります。

見積もりが高い・安いを見る前に、まずは下地処理がきちんと含まれているかを確認しましょう。


5. 付帯部の範囲が明確か

外壁塗装では、外壁だけでなく付帯部も一緒に塗装することが多いです。

付帯部とは、たとえば次のような部分です。

・雨樋
・破風板
・軒天
・水切り
・シャッターボックス
・雨戸
・戸袋
・配管カバー

見積書に付帯部が含まれているかどうかで、総額は変わります。

A社は付帯部込み、B社は外壁のみ。
この状態で金額だけ比べると、正しい比較ができません。

見積もりを比べるときは、どこまで塗る金額なのかを確認しましょう。


6. 足場代が含まれているか

外壁塗装では、足場が必要になることがほとんどです。

見積もりを見るときは、足場代が含まれているか確認しましょう。

たまに、最初の見積もりでは安く見せておいて、後から足場代が追加されるケースもあります。

足場代、メッシュシート、昇降階段などが見積もりに含まれているか確認しておくと安心です。


見積もりを比べるときは「総額」より「内容」

相見積もりを取ることは大切です。

ただし、見積もりを比べるときは、総額だけを見るのではなく、内容をそろえて比較することが大切です。

たとえば、

A社:外壁のみ、付帯部なし、保証なし
B社:外壁+付帯部、下地処理込み、保証あり

この場合、B社の方が高くても、内容を考えると妥当な場合があります。

逆に、同じ内容なのに明らかに高い場合は、なぜその金額になるのか説明を聞いてみると良いでしょう。

良い業者であれば、見積もりの内容をわかりやすく説明してくれるはずです。


こんな見積もりは一度確認した方がいい

次のような見積もりは、契約前に一度確認することをおすすめします。

・「一式」ばかりで内容がわかりにくい
・塗料名が具体的に書かれていない
・塗装面積が書かれていない
・極端に安い
・大幅値引きを強く押してくる
・今日契約すれば安くなると言われる
・追加費用の説明がない
・保証内容が曖昧

外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。

その場の勢いや営業トークだけで決めず、内容を確認してから判断することが大切です。


不安なときは写真で相談するのもおすすめです

見積もりを見ても、専門用語が多くてわからないこともあると思います。

そんなときは、外壁の状態や見積書の内容を写真で相談してみるのもおすすめです。

外壁の劣化状況によって、本当に今塗装が必要なのか、どこまで補修が必要なのかは変わります。

「この見積もりは高いのかな?」
「この工事内容で大丈夫かな?」
「今すぐ塗装するべきなのかな?」

そう感じたときは、一人で悩まずに相談してみてください。


まとめ

外壁塗装の見積もりは、金額だけで判断するのではなく、内容を見ることが大切です。

高い見積もりでも、必要な工程がしっかり入っていれば妥当な場合があります。
反対に、安い見積もりでも、必要な作業が抜けていれば注意が必要です。

見積もりを見るときは、

・塗装面積
・塗料名
・塗装回数
・下地処理
・付帯部の範囲
・足場代
・保証内容

を確認しましょう。

外壁塗装は、家を長く守るための大切な工事です。

「この見積もり高い?」と思ったら、まずは金額だけで決めず、工事内容までしっかり見て判断することが大切です。


お問い合わせ

外壁塗装の見積もりで不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

「他社の見積もりが高い気がする」
「工事内容がよくわからない」
「今すぐ塗装が必要なのか知りたい」

そんなご相談でも大丈夫です。

写真を送っていただくだけでも、外壁の状態や塗装時期の目安をわかりやすくお伝えします。

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